地震の時に危ない家・マンション 対策と被害まとめ

alt="防災,地震,災害" 暮らし

こんにちは!しきぶろぐです。

地震の時に机の下に隠れなさい!って言われるけどそもそも家って崩れないの…?箪笥とか倒れない?
窓ガラスは?食器は…?などなど。

当時小学三年生の私が日記に書き残しておいたこと、両親、友人から聞いたことを元に、実際やっていること、おすすめの対策を公開。

地震の時に連鎖して起こる災害の可能性って?

津波

火事

土砂崩れ

などが主に挙げられますよね。
津波と土砂崩れは起こる場所が限定的なので、地震と火事に焦点を当てたいと思います。

家とその周囲の被害

ブロック塀

最近はフェンスで囲われた敷地も見慣れてきました。ですが、少し古い家だとブロック塀が高く積まれた塀もよく見かけます。

これ、地震の時にミミズのようにうねって倒れるんです。家より耐震性は皆無に等しいので、地震の時に倒れなくても、その後風の少し強い日にバタッと倒れます!(我が家と周囲のブロック塀)

フェンスに予め替えておく。手入れの手間はかかるけど見栄えのいい生垣、竹垣にしてみる。
地震の時に近づかないようにする、終わった後は崩れる前に崩すことをお勧めします。

屋根瓦 

トタン屋根と比較した瓦

これも大きい地震の時(震度6強)に必ず落ちます。屋根から家の周囲に滑り落ちてくるので逃げ道が無くなるかも…。
ただ逆に瓦が落ちることで、古い木造住宅の倒壊を防ぐという役割があるので、安心感も。

普段の役割として。
断熱材代わり
屋根瓦が重石になり、強風の時に天井が飛んでいくのを防ぐ
雨音等を防ぐ

などなどトタンや薄い屋根材ではないからこその、瓦屋根の利点というのはあります!

鉄筋コンクリート造り

木造より倒壊の心配が薄い。又はほぼ無い。
火事の際、延焼もしにくい。
※学校の建物は殆どが鉄筋コンクリート造です。

ただ、

直方体でないマンション・ビル、上層階と下層階で建築様式が異なる、形が異なる。
直方体だけど、細長いマンション・ビル。

は、倒壊の危険性が高まります。

ただマンションならではの、

エレベーターが止まる
高さや、内部構造の異なるビル同士が狭い感覚で立ち並んでいる場合
大地震だと揺れている時間も長い為、ビルが揺れる周期もずれてきて、隣同士のビルとビルが衝突する可能性が考えられます。

木造

釘を使っていない宮大工による木造住宅か、

釘を打って作る一般的な木造住宅か、

平屋か、二階建て、それ以上かによっても被害状況の大きさが異なってきます。

①ほぼ倒壊の心配はないと言ってもいい程
②釘を打つ分、木を傷つけるので、負担がかかる
 経年劣化しやすく、耐震工事をしていない木造住宅だと不安が残る等
 (実家は築50年くらいで、震度6強の地震で漆喰壁に一か所罅が入った程度です。)

 また、築年数によっても揺れ具合は変わるそうです。
③平屋はもちろん倒壊の心配や下敷きになってしまう心配がありません。

 二階建ては下が潰れる可能性がある

 三階以上は、下層階が潰れる心配がある、といった所でしょう。

※家と家の距離が近い場合、落ちた瓦が隣の家、自分の家に降ってくる場合も。
 地震の際、家の中で隠れる場所も考えておきましょう。

埋立地・盛土の場合

埋立地や盛土をしている場合、地盤が緩くなっています。
基礎をしっかり作っているつもりでも
地震の際に基礎ごと沈む、隆起、斜めになってしまったり(液状化現象)、
地盤にずれができたことにより
家に歪みができひびが入る

など、今一度地震の前に、自分の家に何が起きてしまうか、家の構造や周囲の状況を確認して、危険を把握しておくだけでも結果は違ってくるのではないでしょうか。
引っ越すのは難しくても把握するだけならできます!

地震の時、家の中で起こる危険なこと・対策

食器棚

地震の際、滑り止めや、衝立を立てておかないと間違いなく倒れます。
また両開きの棚だと、棚が倒れなくても、扉が開き、中の食器が飛び出て落ちます。

上に置いてある食器ほど落ちやすく、下に置いてある食器ほど割れにくいです。
普段使わない食器は手の届かない所に置きがちですが、割りたくないものはなるべく下の方に置いておきましょう。

本棚

つい買った順に入れてしまう私ですが…
重い本ほど下に、軽い本は上にが鉄則。

地震の時に上から本が一気に降ってきます。
さらに、棚を固定しておかないと本棚ごと倒れます。

デスクワーク、多目的に使う机、辞書や重いファイルを置きがちですよね。
確かに便利なのですが、地震の時、自分が隠れるかもしれない机。


小学生用の学習机のようなしっかりした造りでないと、地震の際に机の脚が滑って動くので要注意。
更に、上から本、鉛筆削り、ファイル、貯金箱、オルゴール、飾りなどが落ちてきます。
直接頭に当たることはありませんが、避難経路の前に物が落ちたり、割れたりするのは危険。


さすがに利便性もあるので全てはどかせないかもしれませんが、
落ちたら危ないな、別の場所に保管できるなというものは片づけておくことをおすすめします。

テレビ

そして棚と本棚を固定して忘れてしまいそうなのがテレビ。
壁に括り付けるか、テレビ台にしっかり固定するか。

その他固定しておきたいもの・気を付けたいもの

冷蔵庫
ガラス・瓶・陶器の載った棚
辞書・電話帳等重量のある本
ベッドの棚の上の飾り(目覚まし時計・ガラス瓶・香水等々)
CDプレイヤー
電子レンジ・トースター
柵の無いロフトの荷物
「見せる収納」の数々のインテリア

その他固定されていないものは、
滑り止めシートを敷く
頭に落ちてきてもケガをしない軽く、丸みのあるものだけにする。

ことをお勧めします。

以上、地震対策、家の周りと家の中編でした!

突っ張り棒や、家具を固定するための器具はホームセンター等で販売されているので是非付けておいてください。
最後まで記事をお読みくださりありがとうございました!皆様が災害の際、少しでもケガが少なくて済むよう願っております。

地震対策として以下記事も執筆しております。お時間ありましたら、ぜひお立ち寄りください。

実際役立った防災グッズ絶対必要な6選:東日本大震災(震度6強)経験から学ぶ | しきぶろぐ 読書と趣味の快適ライフ (shikiburogu.com)

コメント

タイトルとURLをコピーしました